データベースサービス「TiDB Cloud」を提供するPingCAPの社内システムへの不正アクセスで、日本国内の個人情報最大約5万件が漏えい

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データベースサービス「TiDB Cloud」を提供するPingCAPの社内システムに第三者の不正アクセスがあり、日本国内で最大約5万件の個人情報が漏えいしました。TiDB Cloudのアカウント情報(ユーザー名・メールアドレス・SQLエディタの実行履歴など)や、契約に関わるお客様の連絡先・契約条件などで、該当する情報はお客様ごとに異なります。TiDB Cloudへの不正アクセスとクレジットカード情報の流出は確認されていません。アクセスログや組織メンバーを確かめ、APIキーを作り直してください。PingCAPを装ったメールにも注意してください。

この事案の概要
事業者PingCAP株式会社
関連サービスTiDB Cloud(クラウドデータベースサービス)
初回公表2026年10月21日
確認状況不正アクセス確認 / 漏えい確認 / 調査中
対象件数個人情報の漏えい:最大約5万件(日本国内)

事案の概要と確認状況

  • 2026年9月9日から10月7日(米国時間)にかけて、第三者が不正に取得したアカウントの認証情報で社内システムにアクセスし、データを複製した。10月7日に認識し(米国時間)、同日中に認証情報の無効化を始めた
  • 日本国内で最大約5万件の個人情報が漏えいしたことが判明。影響が確認されている情報の種類は、TiDB Cloudのアカウント情報、取引関連情報、APIキーのPublic Key部分で、お客様によって異なる
  • 同社と外部調査機関の調査では、TiDB Cloudへの不正アクセスとクレジットカード情報の流出は確認されていない。調査を続けており、新しい事実がわかれば順次更新する

発覚から公表までの経緯

発生時期
2026年9月9日 〜 2026年10月7日/米国時間。第三者が不正に取得したアカウントの認証情報で社内システムにアクセスし、データを複製した期間
発覚・検知
2026年10月7日
  1. PingCAP株式会社が、社内システムへの不正アクセスで日本国内の個人情報最大約5万件が漏えいしたと公表。TiDB Cloudへの不正アクセスとクレジットカード情報の流出は確認されていないとし、アクセスログの確認やAPIキーの作り直しを呼びかけた。同日13時5分、漏えいした情報に問い合わせ(サポートチケット)の情報を追記

    この公表資料を見る(新しいタブで開く)

規模と対象範囲

最大 約50,000件

日本国内で漏えいした個人情報(TiDB Cloudのアカウント情報と、契約に関わるお客様の連絡先など。公表の単位は「件」で、人数ではない)

情報の種類と対象外の範囲

公表された情報の種類

  • TiDB Cloudのアカウント情報:ユーザー名、メールアドレス、組織・プロジェクトの関連付け、SQLエディタの実行履歴とエラー情報(組織・プロジェクト・クラスタのIDを含む)、問い合わせ(サポートチケット)の情報
  • 取引関連の情報:お客様の連絡先(氏名、メールアドレス、企業名、電話番号)、契約条件(注文内容、支払い条件、請求設定)
  • 認証情報:TiDB Cloud APIキーのPublic Key部分(暗号化されたもの)
  • 該当する情報の種類はお客様によって異なり、すべてのお客様にすべてが当てはまるわけではない

対象外・未確認と公表された範囲

  • TiDB Cloud APIキーのPrivate Key部分は流出しておらず、流出したPublic Key部分だけではTiDB Cloudを操作できない

自分が対象か確認するには

利用したサービス・時期と、公表された対象条件を照らし合わせてください。個人ごとの該当状況は、会社からの通知や公式窓口の案内で確認します。

会社からの案内

会社が対象者に案内している内容です。利用したサービスや対象条件によって案内が異なる場合があります。

  • TiDB Cloudと関連するクラウドアカウントのアクセスログを確認し、不審なIPアドレスからのアクセスや身に覚えのない操作がないか確かめる
  • TiDB Cloudの組織メンバーとロール(権限)を確認し、必要に応じて不要なアカウントの削除や権限の見直しをする
  • PingCAPを装ったメールや本件に関連する不審なメールに注意する。PingCAPがメールでパスワードやアクセスキーを尋ねることはない。不審なメールは返信やリンクのクリックをせず、インシデント対応窓口に連絡する
  • TiDB CloudでAPIキーを発行している場合は、APIキーを作り直す(ローテーション)
  • 問い合わせはPingCAP株式会社 インシデント対応窓口(security-jp@pingcap.com)へ

利用者がいま確認したいこと

会社からの案内とあわせて、次の点を確認してください。

  1. 公式の案内から対象条件を確認する

    利用時期・対象情報と追加発表を確認します。

  2. 不審なメール・SMS・電話の要求を確認する

    連絡に記載されたリンクから個人情報・パスワードを入力せず、普段使っている公式ページや窓口から確認してください。

  3. 必要な手続きは今回の対象条件に沿って行う

    パスワード変更やカード会社への相談などは、公式の依頼と現在の利用状況を確認して進めます。

今後の不審な連絡への備え

日常の端末保護や、対象情報が検出された際の通知機能を備える製品を紹介します。

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公式発表・参考資料

事案情報の確認日:2026年10月22日。

  1. 不正アクセスによる情報漏洩に関するお詫びとご報告(新しいタブで開く)PingCAP株式会社/公表:2026年10月21日/資料確認:2026年10月21日/改訂情報:2026年10月21日

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